News & Topicsニュース&トピックス
2023年11月21日
安全大会を実施しました!第二弾
今年9月に弊社会長である藤田文基が逝去いたしました。
社葬には多くの方にご参列いただき、この場をお借りし御礼申し上げます。
長年業界の発展に尽くす中で、アスベストによる被害を受け、中脾腫と診断され闘病を続けておりました。
アスベストの健康被害はすぐに分かるものではなく、約40年もかかると言われています。
中脾腫の治療には多額の治療費がかかりますが、国からの助成金を受けることもできます。
ただ、国からの助成金を受け取る為には、過去に自身が担当した現場でアスベストが使用されていたのか調べる必要があります。
しかし30〜40年前の工事現場の資料等が残っていない場合も考えられます。
そうするとさらに別の方法で集める必要が出てきたり、助成金を受け取るのにも大変苦労します。対象者には高齢の方が多く、時間と労力がかかることから泣き寝入りする方も少なくないということを、今回の安全大会を準備するうえで知りました。
従業員はもちろんのこと、現場を担当して頂いている協力業者の皆様の現場の記録を残す事も急務とします。
会長が最後に私達に残したミッションとしてアスベスト被害で命を閉じてしまう方や治療を諦めてしまわないよう経験したことを皆さんに情報を発信して参ります。